王様のブランチ本大賞2022 大賞結果＆年間ランキング一覧
22年12月24日TBS「王様のブランチ」ではブランチBOOK大賞2022を発表という事で年間ランキングとあわせて一覧でまとめてご紹介。2022年に番組で紹介された計70冊の中から大賞に選ばれたのは？
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年間ランキング
10位 浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』
就活をテーマにしたミステリー作品で圧巻の伏線回収。
9位 雨穴『変な絵』
奇妙な絵に隠された謎に迫るホラーミステリー。
韓国・中国・タイなど各国から翻訳版のオファーが続々。
8位 又吉直樹・ヨシタケシンスケ『その本は』
「その本は」から始まる52の物語。
7位 米澤穂信『黒牢城』
史上初となる国内ミステリーランキング4冠に直木賞受賞と賞総なめ。
6位 十二国記30周年記念ガイドブック
累計1300万部を誇る小野不由美の人気ファンタジー小説初の公式ガイドブック。
5位 高瀬隼子『おいしいごはんが食べられますように』
食べることを通して職場のいびつな人間関係を描いて芥川賞受賞。
日々感じた”ムカつくこと”をネタ帳代わりにメモして作品に生かしているとか。
4位 東野圭吾『マスカレード・ゲーム』
シリーズ累計発行部数495万部突破のマスカレードシリーズ第4弾。
3位 結城真一郎『#真相をお話しします』
中学受験やマッチングアプリを題材に現代社会の歪みを描いた5編を収録。
解けそうで絶対に解けないミステリーと話題。
2位 F『20代で得た知見』
若い世代から圧倒的支持。
1位 逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』
2022年本屋大賞受賞作品。
第二次世界大戦中にドイツ・ソ連の戦いが激化する中で狙撃兵となった女性の壮絶な生き様を描いた物語。
ブランチ大賞
ブランチBOOK大賞に選ばれたのが、
凪良ゆう『汝、星のごとく』
今作の注目度の高さを表しているのが出版社に届いた読者ハガキの数。
本の感想をSNSなどに投稿する読者が大半の中で直筆のメッセージがこれだけ多く(200通以上)寄せられるのは異例だとか。
幅広い年代から支持されているのも特徴で”昔の恋人を思い出した”といった感想も。
執筆にあたって凪良ゆうが心がけた点については、
「人物に寄り添って書くこと。物語のあらすじは結構よくある話で、当たり前のことを当たり前に書く王道をみんな今更読んでくれるんだろうか？って不安はすごくあったんですね。王道だからこそ絶対手が抜けないというか。どこまでも暁海と櫂の心に寄り添っていくことでしか読者さんの心には届かない。そこだけは逃げないでおこうってそこだけは気を付けてました。」
「自分の価値観で生きていくことの大事さ、自由さ。あと自由には責任が伴うっていう。どうやってそこに行き着くか？自由に生きるってどういうことなのか？」
以上、王様のブランチ本大賞＆年間ランキングでした。