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第16回「石橋貴明のたいむとんねる」ゲスト:天海祐希 懐かしいモノを語りつくす。青春時代の恋愛事情も?


8月13日に放送された第16回「石橋貴明のたいむとんねる」。ゲストに天海祐希さんを迎えて今回のテーマは「1960年代生まれの女性が子どもの頃、夢中になったモノ」。懐かしのママ・レンジ、シーモンキー、ピンク・レディー、タワーリング・インフェルノ、キャプテン、ボートハウスのトレーナーなど多彩なジャンルのモノが登場。さらに芝居に目覚めたきっかけや青春時代の恋愛事情まで?

というわけで8月13日放送の第16回「石橋貴明のたいむとんねる」の様子をご紹介します。

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出演者

【MC】石橋貴明、ミッツ・マングローブ

【ゲスト】天海祐希

【ウェイトレス】なし

【ナレーション】山中まどか

番組概要

フジテレビ系で4月17日から放送が始まったトーク番組。

長らく続いた「みなさんのおかげでしたが」が最終回を迎えて、間もなく始まったとんねるず石橋貴明さんのレギュラー番組。

放送時間は23:00から23:40までの冠番組となっていますね。

第9回放送では月9ドラマの「コンフィデンスマンJP」が最終回15分拡大SPということで23:15から23:55までの放送。

トークセットのコンセプトはレトロな喫茶店の雰囲気となっていて、MC役の石橋貴明さんが向かって右側、ミッツ・マングローブさんが向かって左側に座って、真ん中にゲストを迎えるというポジショニング(放送初回だけはMC役の左右が逆)

ちなみに第6回放送では向かって左側にミッツ・マングローブさん、真ん中にタカさん、左にゲストという座り位置でした。

トーク中にはBGMとして古めの曲を中心に洋楽がかかるのも特徴。※アーティスト名と楽曲名が左下にテロップ表示されたものに関しては全て本文中に表記しております。

今の所、特に何もするわけでもないアシスタントのウェイトレス役の女性が2名。

店員さん風の衣装で常に後ろにスタンバイしていますが、初めにドリンクを持って来るだけで、あとは何かするということもなくただ後ろで笑っているだけ。謎の存在。

ウェイトレスの2名は途中からいつの間にかいなくなっていることもあるので余計によく分からない存在(第5回放送)。

江夏豊さんがゲストの第7回放送ではウェイトレスが一名もいない状態になってしまいました。※第8回も引き続きウェイトレスはナシの状態。

第9回ではウェイトレスは復活しましたが、名前の字幕表示は無し。

第2回放送まではごく短いオープニングとしてカウンター越しにミッツ・マングローブさんとタカさんがトークをしてからスタートしていましたが第3回放送からは省略されています。

ちなみに番組後半はCMだらけになって40分番組にしている理由があるのかよく分からないことに。

第4回放送からは「こつぶとんねる」というミニコーナーがスタート。

「ちょっと気になる懐かしいアレコレ」について番組が実際に検証するという企画ですね。

フジテレビの番組公式HPの募集ページには視聴者からの投稿を受付中となっています。

コチラが番組公式HPの募集ページ

ちょっとレトロなものであれば、アイテムや場所、生き物、人物、ブーム・現象でも何でもOKみたいですね。

こつぶとんねるのコーナー後には検証結果として結果表示がされるようになっています(第5回放送から)。

6月18日はサッカーワールドカップのハイライト番組放送の為に中止。翌週の6月25日は映画「昼顔」放送の為中止となっています。

第12回放送では番組初の生放送となっています。

第13回放送では番組初の全編ロケ収録。

第16回放送では番組中にかかる懐メロBGMのテロップ表示が久々に復活。

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オープニング

今回はゲストに天海祐希さんを迎えて、子どもの頃に夢中になった様々なものを紹介していくという、いわば「たいむとんねる」の王道的な回。

ということでテーマは「子どもの頃夢中になったモノ」

CMを挟んでからオープニングムービー。

既にゲストが席についている状態からスタート。

天海祐希さんのご出身はチャキチャキの下町と紹介するタカさんですが、

天海「台東区の上野です。」

石橋「ABAB(アブアブ)です。」

天海「ABAB好きですよね。笑」

石橋「ABABと書いてアブアブ!」

天海「ファッションビルのような。」

石橋「上野のパルコといわれた。」

タカさんと天海さんは6歳差。※天海祐希(1967年8月8日生まれ)、石橋貴明(1961年10月22日生まれ)。

天海さんには2歳年上のお兄ちゃんがいるということで、意外にもタカさんと世代トークで話が合うそう。

ではここから子どもの頃の天海さんが夢中になっていたモノについてのトークスタート。

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8歳の頃

天海さんが8歳の頃に夢中になったのは、

「ママ・レンジ」

1969年発売で、当時まだまだ普及していなかったシステムキッチンのコンロを再現したおままごとセット。

3500円と高価ながら1年で17万個を売り上げるヒットを記録。

小さなフライパンをコンロに乗せると電熱線によって熱せられて実際にホットケーキが焼けるという本格的なもの。

こちらがママ・レンジのCMが収録されている動画集。

CMソングも人気でしたが、一緒に天海さんも口ずさんでいますね。

さらにママ・クッキー、ママ・ウォッシャー、ママ・ナガシなどのシリーズものちに発売。

ただ、天海さんは実は持っていなかったもので、友だちのジュンリちゃんという子の家で遊ばせてもらっていたそう。

石橋「ジュンリちゃんはお金持ちなんですか?だって当時3500円は当時無理ですよ。」

※1969年の大学初任給平均3万4100円。

子どものおもちゃとしては現在だと2万円ぐらいになるのでなかなかの値段ですね。

ママ・レンジはジュンリちゃんの家で遊べるので「違うママシリーズを買ってもらえばいいんだ」と考えた天海さんは、

ママ・クッキーを買ってもらったそう。

天海「私の生地が悪かったんですけど、なんか全然クッキーの味じゃなくて、『これ失敗したな』と思って。『ママ・レンジにすれば良かった。』と思った事をすごく覚えています。」

石橋「あれじゃない?ホットケーキじゃなくてもんじゃだったんじゃないの?」

天海「違います!ママ・クッキー!!」

ミッツ「土手がさぁとか。」

天海「違います!」

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とここでスタジオに運ばれたママ・レンジの実物で天海さんがホットケーキを焼いてみることに。

天海「ジュンリちゃ~ん!作るよ~!」

今も仲良しというお友だちに呼びかける天海さん。

なかなかサイズ感の大きい3人がおままごとセットを囲む姿に、

ミッツ「すごいわよね。ガリバー旅行記みたいになってるわよ。この画。デカいのが3人。笑」

石橋「三谷(三谷幸喜)さんに言われたんでしょ?今まで会ったデッカイ人の中で一番?」

天海「“デッカイ人の中で一番カワイイ”って言われるのと、“一番カワイイ人の中で一番大きい”って言われるのとどっちがいい?って。笑」「どれもイヤです。って言ったんですけど。笑」

このエピソードに手の叩いて爆笑するタカさんw

そう言っているうちに見事にホットケーキを裏返す天海さん。綺麗な焼き加減。

石橋「やっぱり“ホットケーキ”ですよ。パンケーキって言っちゃだめですよね?」

天海「そう。ホットケーキ。ホットケーキですよ。」

石橋「これにバターとメイプル(シロップ)でいいんですよ。なんかフルーツとかクリームとか。」

そして40数年ぶりに焼き上げたホットケーキ。

天海「ジュンリちゃん。食べるよっ!」

3人で試食すると大絶賛。

ミッツ「私ホットケーキミックス買って帰ろう。今日。」

石橋「ホテルニューオオタニのやつが。」

天海「あれもうプロの味ですね。」

永谷園から発売されている「ホテルニューオオタニ ホットケーキミックス」という商品ですね。ホテルニューオオタニ ホットケーキミックス

この時代にタカさんたち男子の間で流行っていたのは、

石橋「俺らはスパイになれるようなノートみたいな。消えるメモ用紙とか、魔法の煙とか?笑」※商品名だと「スパイライセンス」

天海「ありました!ありました!」※魔法の煙は「おばけけむり」という商品名。

駄菓子屋全盛期の時代、「どうやってデッカイ飴を(くじ引きで)引くか」が勝負だったというタカさん。

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6歳の頃

なぜか時代が遡ってしまいましたが、次に紹介されたのは、

「シーモンキー」

石橋「だって俺たちの時代だよ?シーモンキー。」

昭和40年代に流行った不思議な生き物で、育てやすさとキモかわいさで人気に。縁日や雑誌の通販広告で販売されていたそう。

未使用品と思われるものがスタジオに運び込まれますが、箱の絵の怖さに驚くミッツさん。シーモンキー

箱を開けると大興奮する天海さんですが、

当時6歳の天海さんは「この絵の通りの生物が出てくる」と思っていたそう。

天海「すごく楽しみにしてたんですよ。小さいのがウヨウヨって動き出したんですよ。うわ!生まれた!と思って兄と二人で水槽に顔くっ付けて見たら(あまりの想像とのギャップに)『サルじゃないっ!』って言って。」

「この絵と違う!」と文句を言っていたら父親から「見本と実物は違うんだ」と諭されたそう。それでも納得できずに泣き喚いていた天海さん。

ただ、育ててるうちに愛着が涌いたようで、しっかりエサやりもやって大事に育てたそうです。

石橋「これは姐さん(天海さん)が強く推したの?それともお兄ちゃんが強く推したの?」

天海「両方だったかもしれないですね。」

石橋「このぐらいの時代に、ウチのお袋はやたらと紅茶キノコを作ってましたよ。家で。」※1975年頃から健康飲料として日本でブームに。

7歳の頃

時系列がバラバラですが、天海さんが7歳の頃は、

「縁日のひよこ」

に夢中。

今では見ることが無くなりましたが、お祭りの屋台などで一羽300円ほどでひよこが売られていたんですよね。

実際にひよこがスタジオに登場。ずっと「ピヨピヨ」鳴いてますw

天海さんは必ず飼ったひよこに「ピー子」と名付けていたそう。

石橋「じゃあお兄さんは“おすぎ”なわけ?」

天海「違いますよっ!」

大事に育てていくと「トサカも出てくる」という天海さん。

まだ完全にニワトリまで成長していない時期、首もまだ細い頃まで成長させたある日、

天海「(ピー子が)弟を大好きだから寄って走ってたら、弟がちょっとヨロけたのね。で潰したわけじゃないんですよ?ピー子がそこにぶつかって、首がクッて曲がっちゃったんです。」

頭を中心に円を描くようにもがいていたピー子とそれを見て大泣きしだした弟の姿を見た天海さんは、

天海「倒れてるピー子を捕まえて、90度に曲がっちゃった首をクッて治したの。そしたらピー子がトットットって。笑」

石橋「骨つぎ!?」

天海「ホントなの!これ。ホントの話!」

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そこからすくすく育ったピー子はトサカが生えるまで大きくなったとのこと。

天海「彼は自由を求めて飛び立ちました。」

石橋「えぇ!!飛んでくの!?」

天海「飛ぶっていうかね。走って逃げました。笑」

石橋「ひよこ飼ってた話、定岡(定岡正二)さん以来だなぁ。」

「定岡さんはある時、あれ?つって自分のひよこがいなくて、で鶏鍋になってて。美味いなぁっていいながら、『どうしてウチのアイツはいなんだろう?』っつったら、お父さんが『それはコレだ。』つって。」

衝撃的な話に目を閉じて沈痛な面持ちの天海さんw

石橋「ビービー泣きながら『嘘だぁ・・・』って言いながら、でも『美味い・・・』って言って。笑」

泣きながらも美味しい鶏鍋に箸が止まらなかったという強烈な話w

10歳の頃

10歳になると、

「ピンク・レディー」

に夢中。

1970年代に爆発的な人気を誇ったミーとケイの女性デュオ。その個性的な振り付けのダンスも子どもたちの関心を引き付けましたよね。

天海「あとキャンディーズもね。」

天海さんはピンク・レディーだとミーちゃん派だったそう。

石橋「キャンディーズだったら?」

ミッツ「ミキちゃん(藤村美樹さん)。」

石橋&天海「ランちゃん(伊藤蘭さん)でしょう!」

さらに「ねぇ?」と言って顔を見合わせる二人w

ど真ん中のランちゃんをあえて外してのミキちゃんだったというミッツさん。

スーちゃんもしっかりフォローする天海さんですが、

石橋「釣具屋さんの娘さんでね。」

天海「まあそうですか。」

石橋「知らないのっ!?田中釣具店って。」※スーちゃん(田中好子さん)の実家で当時のファンにとってはある意味聖地。

天海「それは知らないです。」

石橋「えぇ!?それはキャンディーズファンじゃな~い。」

天海「だからランちゃんファン!」

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当時は振り付けを踊っていたという天海さんですが、

石橋「踊ってましたね?石田ゆり子さんと。」

ここでUFOを踊る天海さんと石田ゆり子さんの映像。

こちらの別記事でも紹介しましたね。こちらは第2弾放送の特集記事ですが、第1弾放送でUFOを披露。

石田ゆり子のかわいい天然全開シーンまとめ。「天海祐希・石田ゆり子のスナックあけぼの橋」より

天海「ゆり子ちゃんに振り移しをして。」

石橋「振り移ししたの?あれ。笑」

天海「で彼女に教えるのにカラオケの一部屋を取りまして。すごく仲良くしてる宝塚の後輩を『何も言わずにUFOの振りを覚えて来てくれ』って言って。『分かりました』っていう一言で。」「鏡で教えなきゃいけないかもしれないので、逆に踊れるようにしてきて。『分かりました!』って言って。」

石橋「もうボクシング連盟の会長みたい。」

天海「何言ってんですか!」

ピンク・レディーの振り付けを担当していた土居甫(どいはじめ)先生はUFOの振り付けを本番20分前ぐらいのタイミングでギリギリに振りつけて、そのまま生放送で披露したというエピソードを語るミッツさん。

ミッツ「二人バラバラなんですよ。ちょっと。」

石橋「ちょっとね、ケイちゃんの脚の開きが悪いんですよ。ミーちゃんは御開帳って。」※おそらくペッパー警部の振り付けを指しているタカさん。

天海「そうじゃない!」

石橋「再結成してケイちゃんは開くようになったんですよ。」

足を大きく上げる振り付けもかなりオーバーな高さに表現するタカさんは、

石橋「昔の千代の富士の四股ぐらい上がる。」

※こちらはUFOの振り付けについてですね。さすがにそこまでじゃないですけどw

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また、ペッパー警部では「♪いい所~」の部分の手を回す振り付けが「ケイちゃんは倍速」と言い出すミッツさん。

スタジオではペッパー警部が鳴り出したところで3人並んで座ったまま腕の動きだけを踊りますが、ミッツさんだけ異常に回してますw

天海「そういう風に見えるんだと思いますよ。笑」

石橋「おかしい。そうじゃない!」

ミッツ「ホントに!」

では実際に動画を観て検証してみましょう。

上記の動画を観ると、あながちミッツさんの指摘も間違っていない事が分かりますよね。

さすがにミッツさんのやっていたのは倍速どころか5倍速ぐらいになってしまっていましたが、こちらの動画を観る限りは確かにケイちゃんの方が多く回しているのが確認できますね。ちなみにタカさんが指摘していた脚の開き具合はやはりミーちゃんのほうがしっかりですね。

8歳の頃

8歳の頃に夢中になった映画は、

「タワーリング・インフェルノ」

1974年公開(1975年日本公開)の超高層ビルの火災を描いたパニック映画の金字塔。

ポール・ニューマン、スティーブ・マックイーンのW主演で、他にO・J・シンプソン、フレッド・アステアなど数々のスターが共演したことも話題に。

世代的には自分の頃というタカさんですが、お兄さんに付いて行って初めて観た洋画がコレという天海さん。

さらにお兄さんと一緒に映画のサントラも購入したそう。

映像が流れるとポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンのかっこよさに興奮するタカさんと天海さん。

ミッツ「最終的に消えるの?火は。」

石橋「それを言っちゃったら。笑」

元も子もない事を言うミッツさんに腰砕けのタカさんw

続いて夢中になった映画として挙がったのが、

「ジョーズ」

1975年公開で人食いザメと人間の死闘を描いたスピルバーグ監督のパニック映画。当時の興行収入記録を打ち立てた名作。

タワーリング・インフェルノは知らなかった様子のミッツさんですが、さすがにジョーズは鑑賞済みだそう。

天海「泳げなくなったでしょう?海で。」

この意見に爆笑するタカさんとミッツさん。

毎年夏休みに父方の実家である富山に行っていた天海さんでしたが、ジョーズのせいで海には恐怖心があったとのこと。

「ジョーズがいる!」とダダをこねる天海さんにお父さんは「この海にはいない!」と諭したそうw

嫌々ながら海に行くと、お兄さんが(天海さんは“兄貴”と言っていますね)ジョーズのテーマ曲を口ずさみながら脅かしてきたという思い出を語る天海さん。

石橋「音がね。すごい怖いの。」

知らない人はいないと思いますが、こちらがジョーズのあの音。

天海「お風呂も入れなくなりませんでしたかっ?ちょっと大きいお風呂とか、ジョーズが来るんじゃないかって。また兄貴がやるわけですね。」

石橋「ユニバーサルスタジオ行ったとき、すぐ乗ったもん。」

ちなみに、邦画についても「よくよく考えると、女の子らしいものがあまり無いんですけども」という天海さんですが、

石橋「犬神家とか観てんじゃないの?」

天海「それも観ました。それはちゃんと。」

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そうしているうちに出てきたのが、

「トラック野郎」

天海「お正月に必ず観に行きました。一番星。お年玉を握りしめて兄貴と二人。」

兄妹二人とも好きで観に行っていたとのこと。

石橋「トラック野郎?」

天海「トラック野郎!おもしろかったぁ~。」

ミッツ「子どもにしたらちょっと渋い趣味があったんじゃ。だって兄妹二人だけで子どもだけで観に行ってたって。」

憧れの男性アイドルなどはいなかったと言う天海さんですが、

中学2、3年から高校までは「マット・ディロン」が好きだったそう。

天海「マット・デイモンじゃないですよ。マット・ディロンです!」

ミッツ「割と洋物志向は強かったんだ。」

現在はそんなに限ってはいないそうですが、

ミッツ「どんな男タイプ?」

天海「もうね。それが分からない!」

思いっきり断言する天海さんに笑いが起こるスタジオw

10歳の頃

続いては漫画の話題。10歳の頃には、

「キャプテン」

ちばあきお先生による野球漫画で、1972年に月刊少年ジャンプで連載開始。全26巻。

名門の青葉学院2軍の補欠だった谷口が転校先の墨谷二中に入学してチームメートと共に猛特訓を重ねて強豪校に成長する姿を描いた傑作。それまでの漫画然とした魔球などが登場する設定は無く、等身大のキャラが成長していく姿を描いたのが特徴。

さらに初代キャプテンの谷口が卒業した後も二代目、三代目とキャプテンを交代しながら連載が続くという形式も漫画界にとってはエポックメイキングでした。

石橋「これは僕の世代ですから!ものすごいですよ!青葉学院とやるぐらいの。再生するんですよ。これが泣けるんですよ。ものすっごい熱戦になって。」

タカさんは第5巻のシーンをこんこんと説明。

必死にホームインを狙う五十嵐がホームベースの手前で一回転をして、足の先が辛うじてベースにタッチするというシーンを自身の体を使いながら力説。

石橋「ゴロって一回転して足がフッてベースに入るんですよ。泣けるんですよね?」

天海「努力するとか頑張ることってこういうことなんだ!って学ぶ。」

タカさんは中学時代の頃に大ハマりしたそう。「巨人の星」から一気に「キャプテン」に。

天海さんは初代キャプテンの谷口くん派ですが、タカさんは「二代目キャプテンの丸井」も捨てがたいそう。

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そして天海さんが夢中になったもう一つの漫画が、

「悪魔(デイモス)の花嫁」

キャンディ・キャンディ、ガラスの仮面、王家の紋章なども読んでいた中で一番が「悪魔(デイモス)の花嫁」だそう。

一番好きなエピソードが第5巻の「命の終章」というエピソード。

意地の悪いお金持ちのお嬢さんがある時、命を落としかけたところを助けてもらい、その際に助けた人は腕に大きな傷を負います。

そんな事故があった後に、お嬢さんはそれまでの事を悔いて、あるお寺に礼拝しますが、そこにあった菩薩像の腕に同じ大きな傷があったのを見て、御仏の慈悲に感謝して心を入れ替えるというお話。

17歳の頃

時代が一気に飛んで話題はさらにファッションへ。

この頃、天海さんが夢中になったのは、

「ボートハウスのトレーナー」

第2回放送でDJ KOOさんがゲストの回にもこの話題でトークしていましたよね。

第2回「石橋貴明のたいむとんねる」ゲスト:DJ KOO 出張ディスコ状態でダンスミュージックがかかりまくり?全曲リストも

1980年代にボートハウスのトレーナーが女子大生を中心に流行。

当時のショップには数百人の行列が出来るほどのブームに。

ドンピシャというタカさんですが、

石橋「買えないですよ。成増の人間なんて。」

その当時は普通に着るのではなく、あえて裏返しにしてうっすらとロゴを見せて着るのが流行ったと言う天海さん。

石橋「裏返し!?それ上野の中だけの・・・」

天海「違いますよっ!スタッフの方もうんうんっておっしゃってました。」

石橋「あれじゃないの?ちょっとまがい物の。」

実際に裏返して着るのは一部の地域でトレンドになっていたそう。

そして、ボートハウスのトレーナーに関しては裏返して着るのが当たり前だというイメージを持ったまま宝塚に持っていき、そうやって着ていたところ、

天海「ある時、音楽学校に入ってすぐだったので、上級生に『あなたそれ裏返しになってるわよ。』って言われて『あっこれはこうやって着てるんです。』って言ったら、『おかしいでしょう!』ってすごい怒られた思いがある。笑」

石橋「じゃ何?おつな寿司のおいなりは?じゃあいつかおつな寿司もあれ普通に戻る?」※おつな寿司とは油揚げが裏返しになっているいなり寿司で業界の差し入れの定番となっているものですよね。「裏を食う」という意味合いが込められているとか?

天海「違いますよっ!」

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芝居を志すきっかけ

ミッツ「東京ライフっていう感じでしたね?今日はね。」

石橋「まだ隠してる事があると思うわよ。絶対~。」

天海「無いですよ。だって東京の田舎もんだよ?」

石橋「でもさ、その人がさ。何故急に宝塚っていう。」

天海「中学の先生に勧められて。あなた宝塚行ったらどう?って。『あっ宝塚!そっか!宝塚行ったらお芝居も踊りも全部教えてもらえるんだ!』と思って。」

ミッツ「じゃあそういうのはやりたいっていう気持ちは。」

天海「お芝居をする人になりたいと思ってて。」

石橋「そういうのあったのね。もう。」

そのきっかけは、

天海「ウエスト・サイドストーリー物語を観て、トニーの役を演って、マリアの歌を歌いたいと思った。あまりにもリチャード・ベイマーさんの『♪マリア~』って顔が素晴らしく素敵で。こんな風に歌を歌えたらどんなに素敵だろうかって。」

ミッツ「男役願望はもうそこで?」

天海「マリアの役がやりたいじゃなかったんですよね~。」

石橋「俺も帝京行かないでなぁ。」

天海「何言ってるんですか!帝京行ってたから今があるんじゃないですかっ!」

石橋「いやぁ~。ちっちゃい時から幼稚舎(慶應義塾幼稚舎)行って、慶應出て。」

天海「ダメダメ!笑」

石橋「伊藤忠(伊藤忠商事)か何かに。笑」

天海「何言ってんですか!もう~。」

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天海祐希の恋愛事情

改めて青春時代の恋愛について尋ねるミッツさんですが、

天海「恋愛!?」

ミッツ「恋愛模様無かったんですか?」

天海「無かった。グループでみんなでは行ったよ?遊園地行ったりとか。花やしきとか。後は後楽園とか。都民の日にカッパのバッジを着けて。」

石橋「そう!」

目をまん丸にさせて、一気に思い出が蘇ってきた様子のタカさん。

石橋「カッパのバッジがね。帽子のここ(サイド部)に着けてましたよ。」

カッパバッジとは10月1日の都民の日に着けることで交通機関や上野動物園などの施設が無料になるというキャンペーン。

実は現在、21年ぶりに復刻販売されているそうです。

こちらが公式HPになっておりますので、ご興味のある方はどうぞ。

復活! 都民のカッパバッジ | Old meets New 東京150年 | Tokyo150

売り切れも多数出ているようなのでお早めに。

石橋「としまえんもね、フェンスがこうなってる所をこうやって・・・」

歪んだフェンスから忍び込めるという悪事を暴露するタカさんw

天海「それ止めなさいっ!」

天海さんのツッコミで今回は以上。

次回予告では、

ゲストに森山直太朗さんを迎えて、人生でショックを受けた昭和の名曲について懐かしの映像と共に振り返るそう。

次回は音楽に的を絞った回になりそうという事で次回放送も楽しみです。

【「石橋貴明のたいむとんねる」に関する全記事はこちらのリンクから】

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