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新聞の端っこがギザギザなのはなぜ?チコちゃん


26年5月15日(16日)放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『なぜ新聞の端っこはギザギザ?』の答えなどまとめてご紹介。

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ゲスト出演者

【ゲスト】芳根京子、ハライチ澤部佑

【VTRゲスト】なし

新聞の端がギザギザなのはなぜ?

3問目の出題は、

なんで新聞の端っこはギザギザなの?

チコちゃんの答えは、

まっすぐだと朝までに間に合わないから

解説は日本新聞協会の松山哲史さん。

一般的に朝刊が各家庭に届くのは朝4~5時のあいだになっており、そこから逆算すると印刷のタイムリミットは夜中という事に。その時間までに何十万部と大量に印刷する必要がある新聞では少しでも時間短縮を図るためにあのギザギザは必須と松山さん。

例として東京千代田区にある東京新聞社での新聞の作られる工程を見てみると、夜の9時ごろに編集局で各部署(政治部、社会部、経済部など)から上がって来た紙面データの内容や見出しをチェック。もうこの時点でタイムリミットとの戦いは始まっていて編集局員はみな集中モード。

完成した紙面は最終チェックを経て江東区の印刷工場へ。

この時点で印刷まであと2時間とタイムリミットが刻一刻と迫る中、印刷工場ではまず送られて来た紙面データをアルミの薄い板にレーザー転写する刷版(さっぱん)作り。

カラー16ページ、白黒8ページの新聞を作るには白黒は同じ枚数の8枚の刷版で足りますが、カラーになるとシアン・マゼンタ・イエロー・黒の4色分を16ページ分になるので合計64枚の刷版が必要になる計算で24ページの新聞を作るには約70枚の刷版が用意される事に。

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この工程のタイムリミットは15分という設定になっているので4台の機械をフル稼働させて急ピッチで刷版作り。

刷版が出来上がると新聞を印刷する機械の輪転機にセットされていよいよ印刷開始。輪転機は印刷機4台・切断機・折り機の機能が盛り込まれていますが2時間ほどで数十万部を印刷するために巨大な輪転機を2台使ってギリギリ間に合うレベル。印刷スタートのスイッチを押すと僅か45秒ほどで折り畳まれた状態の出来立てほやほやの新聞に。

この印刷工程でのスピード感に関わってくるのが端っこのギザギザで、全て繋がった状態で回転する新聞に鋸刃を押し当てる事で素早くカット。新聞の端っこはギザギザの刃でカット

以前放送した漫画雑誌に関する疑問「漫画雑誌の紙がカラフルなのはなぜ?」の時にはまっすぐの刃でバッサリとカットされていましたが、高速で動く紙はまっすぐの刃だと上手く切れず、ギザギザの刃にすることでとがった先端によって点で力がかかるので比較的小さな力でカット可能に。新聞の端っこがギザギザなのはなぜ?チコちゃん

一方、まっすぐの刃だと一本の線で力が加わる形になってしまうので抵抗力が大きくなって上手く切れず。まっすぐの刃とギザギザの刃の切れやすさの違い

新聞に比べて雑誌は時間に余裕があるのでまっすぐにカット出来ますが、輪転機を使う新聞では1秒間に約20回という超高速で紙を切る必要があるのでこのギザギザは必須という事に。

ちなみに新聞の端っこには針で空けたような小さな穴がありますが、あの穴は新聞をカットする際に針で押さえてピンと張った状態を作り出すための工夫。

こうして完成した新聞は順に袋詰めされて午前1時には販売店へ向けて新聞を積んだトラックが出発し早朝に各家庭に配達されて完了。

また、新聞の他にも紙袋も端っこがギザギザしていますが、あれも素早く大量に作るためで、新聞よりも紙が硬くてしっかりしているので不意に指が触れた時に指が切れてしまわないようにという意味もあるという補足で3問目は以上。

※同放送回のその他の疑問はコチラ

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

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