餃子はなぜあの形?答えは耳の形?チコちゃん
26年5月15日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『なぜ餃子はあの形』の答えなどまとめてご紹介。
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】芳根京子、ハライチ澤部佑
【VTRゲスト】なし
なぜ餃子はあの形?
1問目の出題は、
なんで餃子ってあの形なの?
チコちゃんの答えは、
耳の形
解説は大手前大学の于亜教授。
一説によると中国の昔のお金である馬蹄銀に似せて餃子の形が作られたといわれる事があるものの、馬蹄銀が流通していたのは明や清の時代(1300年代後半~1900年代初頭)であり、餃子はこれらの時代より前からあの形で存在していたとされているので信ぴょう性に欠けるとの事。
実際、中国北西部のアスターナ古墳群からはあの定番の形をした餃子と思しき化石が出土していて、3~8世紀ごろの墓地とされている古墳群から餃子の化石が出て来たという事はあの餃子の形は1800年以上前から存在していたというのが現在の通説。
あの形は1800年以上前の後漢時代に活躍した医師・張仲景(ちょうちゅうけい)が作ったというのが有力な説で、張仲景が記した傷寒雑病論(しょうかんざつびょうろん)は現代にも通じる漢方医学のバイブルとされているほどの大人物。
そんな張仲景は餃子のルーツとされる「祛寒嬌耳湯(きょかんきょうじとう)」という薬膳スープを考案したとされていて、その言葉の意味は「寒さによる痛みを改善して綺麗な耳にするお湯」というもの。
スポンサーリンクこの祛寒嬌耳湯は中国では広く知られている伝説に登場するもので、ある寒い冬に張仲景が故郷へ帰ってみると村の人々が瘦せ細って寒さによる凍傷で辛そうにしている光景を目撃し、苦しむ故郷の人たちに心を痛めた張仲景は飢えや凍傷から人々を救おうと、それらに効く食材探しの旅に出る事に。
自らが記した傷寒雑病論の知識をもとにして寒さによる痛みに効果があるとされる当帰生姜羊肉湯に使われる生姜や羊肉、冷えに効くとされる葱白(=ねぎの白い部分)など食材を集めた張仲景でしたが、どうすれば食べやすい形になるのかを思案した結果、「凍傷で赤く腫れた耳をどうにかしてあげたい」という思いから羊肉、生姜、ねぎを細かく刻んで耳の形に包むという料理を考案。
こうして出来上がった祛寒嬌耳湯は今でいう水餃子のようなスープだったようで故郷でふるまわれて人々は飢えと凍傷をしのぐことが出来たという言い伝え。
この張仲景と餃子のルーツに関する伝説は今でも語り継がれていて張仲景の切手発行イベントに際しては餃子がふるまわれたり、十一月の冬至にはみんなで水餃子を食べるという習慣が伝わっていたりと中国の人たちにとって水餃子はソウルフードというまとめで1問目は以上。
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