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ホンマでっか!?TVの汗っかき対処法まとめ。専門家がオススメする汗を止める方法は?


20年6月17日放送のフジテレビ系「ホンマでっか!?TV」では汗っかきを大特集。職業別の汗対処法、多汗症手術について、顔の汗の止め方、汗のニオイ対処法、靴と汗などなど。そこで紹介された汗っかき対処法をまとめてご紹介します。

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職業別の汗対処法?

あるメーカーの研究では「仕事(職業)によって汗のかき方や対処法が違う」と結論付けられているそうで、

座り仕事・デスクワークがメインであまり動かない仕事の方は、同じ姿勢で長時間いる事が多く、その場合に発生するのが、

ムレ臭

だそう。

このケースの場合は主に汗をかく箇所は、

  • ワキ
  • 太もも
  • 髪の毛が当たる首回り

オススメの汗対策としては、

ロールタイプの制汗剤

他のタイプの制汗剤だと汗で制汗成分が流れていってしまうので効き目が弱くなるとか。

他によく動くタイプの仕事(飲食系ではホールスタッフやその他に運送業など)の場合は、

活動臭

が多くオススメの汗対策は、

冷却スプレー

体の温度自体を下げてやるのがポイントとの事。

体を冷やすのがまず第一前提で、それに加えて消臭スプレーなどで対策するのがオススメだそう。

多汗症手術は効果がある?

スタジオに汗っかき代表としてゲストで登場したバービーさんは、ワキの汗腺手術を受けたそうで、かなりの痛み(本人曰く、術後2か月ほどパンパンに腫れたそう)があるものの術後の結果は良好でワキから汗はかかなくなったとか。

ただし、バービーさんのケースはワキ以外の頭などにその分多くの汗をかく体質に変わってしまったようで、結局トータルでかく汗の量は変わらないのではないか?なんてお話もあったり。

その辺の事も含め、多汗症手術の専門家として手汗・多汗症専門外来の山本英博医師の解説によると、

バービーさんのケースは『代償性発汗(だいしょうせいはっかん)』と呼ばれる現象だそう。

一般的に「ワキの汗が止まった分が他の箇所から出る」と語られる事が多いようですが、山本先生曰く「汗のトータル量はもっと多くなってしまう場合もある」とか。

そもそもワキから大量の汗をかく人というのは顔の汗ももともと多い人なので、ワキの汗を止めると代償として顔に汗をかけ!というシグナルが伝わって顔から大量の汗をかくようになってしまう場合もあるそう。

となると「全身の汗腺を止めてしまえば?」となってしまいますが、それはそれで体温調整に響いてしまうので医師との相談が必要。

また、代償性発汗が起きないように予防する治療法も確立されつつあるそうなので、気になる方は要相談だそう。

ちなみに山本先生によると「顔の汗を止めるとワキの汗も止まる事が多い」との事なのでそちらも医師に相談すべきとの事。

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顔の汗を簡単に止める方法は?

ニオイの専門家、桐村里紗さんが紹介する「顔の汗の止め方」は、

バストトップから5cm上をさらし等で締めるホンマでっかTVの汗っかき対処法まとめ。専門家がオススメする汗を止める方法は?胸にサラシ

という方法。

人間は身体全体で体温調整の為に汗をかくのですが、上半身か下半身かどちらかを押さえると押さえた側の汗が止まるという原理が働くとか。これは半側発汗という生理現象の一種。

ただしこの方法の難点としては、抑えた上半身の代わりに下半身に大量に汗をかくという点。

これは舞妓さん、芸妓さん、歌舞伎役者さんたちの間に古くから伝わる裏ワザの一種で即効性のある対処法。

確か舞妓さんや芸妓さんたちは細い紐を体に巻いていたり、胸の高い位置で帯を巻いたりするそうですが。

研究データによるとワキの位置で圧迫する事で額、頬、首筋で25%~35%の発汗減少を確認でき、アンダーバストの位置で圧迫した際には頬で10%の発汗減少となったとか。

気になる下半身の発汗量についてはワキの位置、アンダーバストのどちらの位置でも太もも部で15%~55%の発汗量増加というデータ。

これは先ほど紹介した代償性発汗促進の一種なので、半側発汗によって顔の汗を止めた際には太もも周りの汗のケアが必要になってくるわけですね。

ちなみに腰の位置で圧迫すると顔や頭の発汗量が増加するというデータもあるので、腰回りがキツい服装やベルトをキツく締めると顔に大量の汗をかくので合わせて注意が必要ですね。

汗のニオイ対処法

続いて気になる汗のニオイ対処法について。

本来、汗っかきの人がかく汗は99%が水分のいわゆるサラサラ汗で含まれるニオイ成分は1%ほど。

つまり汗っかきの人は「ニオイにくい汗をかいている人」との事。

ただし、だからといって何も対処しないと大量の汗からすっぱいニオイ(酢酸のニオイ)が発生してしまうのでしっかり対処すべき。

また、着ている服にも汗が移ってしまい、服が臭うという事も起こるので、消臭スプレーなどの対策は汗をかく前に事前に使用しておくべきだそう。

汗をかいてから慌てて消臭スプレーなどで対処しても時すでに遅しなので事前に。

個人的に運動時の足のニオイ対策として外に出る前に予め足や靴下にデオドラントウォーターをしっかり塗り込んでから運動するようになってから靴や足のニオイが激減した経験もあるのでこれはオススメ。

また、汗の中に含まれるニオイ成分は体内環境を反映した成分になっているそうで、血液中のニオイ成分を分解するのは肝臓がその役割を担っており、肝臓機能が弱っている人は汗が臭くなりやすいとの事。飲酒などは顕著に影響するんですね。

アルコールの分解に肝機能が優先的に働くので飲酒量が多い人は、ニオイ成分が分解しきれずに血中を漂い、それが汗となって体外へ出て行くというわけです。

お酒を飲むとかく汗

お酒と汗の関係についての話題になったので、ついでに解説すると、山本先生曰く、

飲み方が関係していて、ワイワイと友だちと上機嫌で会話しながら飲む時の汗は汗腺の種類ではアポクリン腺が優位な汗で、アポクリン腺から出る汗はニオイのある汗だそう。

意外にも楽しく飲んでいるお酒の時にかく汗の方が臭いやすいんですね。

という事は逆に一人でしんみりと飲むような一人酒の時はサラサラの爽やかな汗との事。

靴の種類と汗

新型コロナ感染症の予防の一環として「サンダルは履きたくない」というケースがあるそうですが、履く靴の種類で汗対策が出来るそうで、それが、

白いヒール靴

だそう。

これは単純に黒よりも白の方が熱を吸収しにくいので暑い靴を履きたくない場合は白い靴がオススメとの事。

データによると黒に比べて白い革靴は8℃以上冷たくなるとか。

また、夏場のアスファルトなどは50℃~55℃と非常に熱くなっているので、そのアスファルトから出来るだけ距離を取るという意味でもヒールがオススメ。なんでも低いヒールでも受ける熱を45℃ぐらいまで抑える効果があるのだとか。

黒くて底の薄いスニーカーなどは足に汗をかく原因になるので夏場は特に避けるべきだそう。

コチラの記事も。

という事で20年6月17日放送の「ホンマでっか!?TV【脇汗・ニオイ・汗染み…汗っかきの悩み解決】」から汗っかき特集についてでした。

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