背筋も凍るほわーい話2022 ネタバレ＆キャスト一覧【第3弾放送】
22年7月1日放送のTBS系「背筋も凍るほわ～い話」第3弾では怖い話の意外なオチとして隣人霊、アカユリの間、犬山家の一族、見知らぬ写真、妖怪の巣食う村のエピソードが登場という事でドラマ出演者、あらすじ＆答えなどネタバレ一覧をまとめて紹介。
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出演者
『隣人霊』渡辺翔太(Snow Man)、しずる、堺小春
『アカユリの間』井桁弘恵、遊井亮子、ひろゆき
『犬山家の一族』川村エミコ(たんぽぽ)、鳥居みゆき、江上敬子(ニッチェ)、ヒコロヒー、かなで(3時のヒロイン)
『見知らぬ写真』土屋伸之(ナイツ)、雛形あきこ
『妖怪の巣食う村』一ノ瀬颯、岩崎う大(かもめんたる)
隣人霊
一人暮らしを始めたばかりの男性。
隣人へ引っ越しの挨拶をしようとチャイムを鳴らすと不気味な雰囲気の女性がドアを開け、
何も言わずにドアをバタン。
男「こわ…変わってんな…」
そのことを兄に話すと、
兄「お前ん家の隣、空き部屋じゃなかった？一緒に不動産屋で説明されたじゃん。」
だとするとあの女性は一体…
不安になる男をよそに、
兄「物件サイト見てるんだけど、やっぱり空き部屋になってるぞ？」「告知事項ありって書いてある。これって確か事故物件の時に書かれるやつだろ？」
さらに不安を煽られた事で「じゃああの部屋って…？俺が見たのって女の霊…？」
怖くなった男は事故物件サイトをくまなくチェック。
すると不安は的中し『30代女性 不審死』という表記が。
これからどうすればいいのか途方に暮れる男性でしたが、すると突然ドン！という物音。
男「これ隣の部屋からだ…」
恐る恐る聞き耳を立ててみると耳に飛び込んで来たのは「ゆ…ゆるして。」という女性の声。
助けを求めるように慌てて兄に電話して事情を説明すると、
兄「落ち着けって。幽霊なわけねぇだろ。そんなに気になるんだったらその部屋見に行くか？」
後日、兄弟は部屋を探しているふりをして物件について改めて不動産屋さんに尋ねてみることに。
スポンサーリンク隣の部屋に目星をつけて早速質問。
兄「この告知事項って？」
不動産屋「この部屋で亡くなられた方がいるみたいで。なかなか借り手がつかなくてね。まぁとりあえず見に行きましょうか。」
内見に向かうとあの隣の部屋へ案内され、部屋の鍵が入ったキーボックスを操作する不動産屋。
不動産屋「はい。どうぞ！色々ありましたけど、今はもうキレイになってますんで。」
空っぽの部屋で特に怪しい雰囲気はゼロ。
気になったのが不動産屋も「おかしいな？なんで水が？」と言っていた水道の蛇口。
水道が止まっているはずなのにポタッと水滴。
そして畳には無造作に落ちている長い髪の毛。
不動産屋「参ったなぁ。掃除は入ってるんですが…入居前にはちゃんとキレイにしておきますね。」
少し気になる所はあったものの内見では特に何も起こらず、あの部屋が空き部屋であったことが確認できただけでも少し安心した様子の男。
それでも残る疑念は「じゃああの時の女性は何だったんだ…？」
兄と別れて自分の部屋に戻り、その夜。
何やら物音と「して…さい」という言葉で跳び起きる男。
「許して！！」
突然大きな声。
男「一体何を許せって言うんだよ…」
もう居ても立っても居られなくなった男は意を決して隣の部屋を訪ねてみることに。すると…
不気味な女の正体とは？
答え：特殊詐欺の犯罪現場になっていた
誰も住んでいないはずの部屋から聞こえて来ていたのは詐欺グループの声。
現在、空き部屋が詐欺グループの拠点に使用されている事例が報告されており、
キーボックスの暗証番号を巧みに盗み出して秘密裏に部屋を悪用するケースがあるんだとか。
部屋から出て来た女性は受け子役の裏バイトに加担していたわけで、バイトを辞めると申し出てもなかなか辞めさせてもらえず、それで思わず出た言葉が「ゆるして」だったと。
スポンサーリンクアカユリの間
舞台はとある旅館。
明るくてフランクな接客の若女将と、そんな態度を快く思っていない様子の大女将からは今日もお説教。
それでも二人の関係性は決して悪くないようで、ある時若女将からこんな質問。
若女将「この赤百合の間ってどうして立ち入り禁止なんでしょうか？」
大女将「…」
あくまで明るい若女将はのんきにドアに手をかけようとしますが
大女将「やめて！この部屋の事は放っておきなさい。いいですか？絶対に入ってはダメですからね。」
大女将の真剣な面持ちにビクっとなりつつ、素直にその言葉に従う事に。
そんな折、ベテランの仲居さんからはこんな話。
仲居「詳しい理由は誰も知らないんだけど、一年くらい前に急に女将さんが『赤百合の間は今日をもって使用禁止』って。それ以来、開かずの間になってるんだけど…噂だけどさ、この部屋に出るらしいのよ。謎の死を遂げた小説家の幽霊が。今もこの部屋で苦しみもがき続けてるとか…」
若女将「ちょっと！やめてくださいよ！笑」
ただの噂と気に留める事も無く、この日は電話でクレーム対応。
クレーム内容は「泊まった部屋の天井が汚れていた」というもので、
平謝りした後、実際にその部屋の天井を確認すると、
若女将「これって…この形って…手？うそでしょ！？」
雑巾で拭いても拭いてもその手形は全く消えず、しかもよく見ると手形は一つでは無く複数。
怖くなって悲鳴を上げると、声を聞いて駆けつけて来た大女将。
大女将「なんですか！大きな声出して！」
事情を説明すると何やらはっとした様子の大女将は一言。
大女将「この部屋はしばらく宿泊禁止にします。変な噂を立てられたくないので従業員にも余計な事を話さないように。」
若女将「かしこまりました…」
大女将「(遂に他の部屋にまで…もうこの部屋だけでは抑え込めておけないのね…)」「もうやめて。消えて！消えてよ！たった一回の過ちが…こんな事になるなんて…」
場面は変わって仲居さんと若女将が一緒に食事をとっていると、
今度はまた違う部屋にもあの汚れがついていたという話題に。
仲居「女将さんに見つからないうちにキレイにしなきゃ。」
仲居さんの方は特に大女将にその汚れについて報告していなかったようで、図らずもそんな話を聞いてしまった若女将は、あの汚れの事が頭を離れなくなってしまった様子。
スポンサーリンク自室で寝ている時もふと天井が気になってスマホの明かりで確認しますがそこには何も無く。
ところがふと横に目をやると柱にあの汚れが。
若女将「あの部屋…きっとあの部屋に何か秘密があるんだわ！」
スマホの明かりを手に赤百合の間を目指すと、あの開かずの間になっているはずの部屋からは一筋の光。
恐る恐る近づいて部屋の中を覗くと、天井にはおびただしい数の手形、手形、手形…
次の瞬間、大女将に口を覆われ、
大女将「見てしまったら、もうおしまいね。」
あの手の跡の正体とは？
答え：建設時に木材を触った建設業者の手汗
十数年の年月が経過してから跡が浮き出てくるという事例が実際に起こっているそうで、
手の脂分が木材の脂分に反応して様々な痕跡として目に見える形に。
建設時には触れないように注意を払っているそうですが、それでも付いてしまう事もあるようで。
犬山家の一族
資産家である犬山家の主人が亡くなった事で立派な屋敷で通夜が執り行われる事に。
喪主を務める長女、それを苦々しい顔で見つめる次女、かったるそうにしている三女、無表情の四女と出席者の面持ちは様々。
そして末席では人目をはばからずに嗚咽が止まらない様子の家政婦。
通夜が終わると、
二女「こうやって姉妹が集まるの何年振り？お父様もきっと喜んでるわね。」
家政婦「旦那様もお幸せそうなお顔ですね。」
四女「そういうのいいからさ、結局遺書はどうなの？あるの？ないの？どうせみんなだって気にしてんのそこでしょ？」
故人を前にタバコをふかしながら相続の話を早く進めたい様子ですが、
そんな肝心の遺書には「一切の財産を長女に相続させる」という文言。
長女「全て長女の私が相続する事になったわ。犬山家を守るためよ。理解してちょうだい。」
四女「この偽善者。本来なら遺産は四等分でしょ？そんな遺書があるから！」
遺書を読み上げた家政婦に掴みかかる四女とそれを制止する長女と次女と絵にかいたような遺産争い。
スポンサーリンクすると意を決した様子で、
家政婦「やめてください！そんなケンカ旦那様が喜ぶとは思えません！今は葬儀の準備を続けましょう。」
家政婦の言葉で一旦休戦になったようでしたが、後日、
四女が大きなヤカンに何やら白い粉を大量に入れている姿を目撃する家政婦。
家政婦「お嬢様！今何を！」
四女「別に何だっていいでしょ。お姉さまに飲み物持って行くだけよ。」
長女に飲み物をすすめる四女と注がれた白濁した水を手に「ありがとう。」と笑顔の長女。
長女「あぁ～。これ美味しい～。何だか昔を思い出すわね。」
その後、葬儀を終えて一息ついていると、
「ようやくこれでひと段落…」と言った矢先に長女が卒倒。
慌てて救急車を呼ぶ次女、心配そうな四女。
その一方で「救急車が来るまでに姉さん死んじゃうぅ。」と一人だけこんな時でもふざけている三女。
すると家政婦からは、
「三女は長女に錠剤を渡して飲ませていた。」「次女は長女のご飯の器に茶色い小瓶から何かを振りかけていた。」という証言。
毒を盛っていたとあらぬ疑いをかけられた事で必死に否定する二人でしたが、その次の瞬間には次女が喉を押さえてその場に昏倒。
相次いで身内が倒れた事で正気を失ってしまった様子の三女は家を飛び出してしまい、後を追った家政婦が見たのは裏山で倒れている三女の姿。
それを伝えようと慌てて家に戻ってみると、そこに四女の姿は無く。
家政婦「やっぱり毒を盛ったのは…？」
そんな思いを巡らせている間もなく背後から近付いて来る四女でしたが、
その足取りは怪しくバッタリとその場に倒れ込む事に。
四姉妹に何が起きたのか？
答え：錆びたヤカンにスポーツドリンクを入れた事で銅中毒に
経年劣化などで錆が付いたヤカンに酸性の液体(例：スポーツドリンク)を入れると銅が溶け出して中毒症状を引き起こすケースが。
症状は下痢、吐き気、めまい、意識混濁などで今でも全国各地で時折、集団銅中毒を引き起こしているのが実情。
姉妹の思い出の味だった懐かしいスポーツドリンクを古いヤカンに入れてみんなで飲んでしまった事で集団銅中毒になってしまったというのが答え。
最後に家政婦からは長女の相続は父の借金の相続の方が大きいぐらいで、それでも姉妹が育った家を残したいという長女が全てを担う覚悟で遺産相続を決めたという話が明かされ、
次女「水臭いわね！一人でカッコつけてんじゃないわよ！」
中毒症状からは回復したようで病室で笑顔の四姉妹というエンディング。
スポンサーリンク見知らぬ写真
家計の足しにするために来月から働く事を決めた妻とそれを心配する夫。
夫「責任感じちゃうなぁ。俺の稼ぎが悪いばっかりに。」
証明写真機で写真を撮る妻に申し訳なさそうな夫と、そんな夫婦の会話はどこ吹く風とガチャガチャに夢中な娘。
その夜、履歴書を準備する妻は昼間撮った写真から写りが良い物を選んでいると、
そこには見知らぬ男性の写真が一枚。
妻「誰の写真？気味悪い。」
翌朝、写真の事を夫に聞いてみると、
夫「誰これ？会社にこんな人いないなぁ。証明写真機の取り出し口に残ってたのを一緒に間違えてとっちゃったんじゃないの？そんなに気にする事じゃないよ。捨てちゃっていいでしょ。」
夫に言われた通り、写真はゴミと一緒に袋に入れてゴミ出し。
やりかけだった履歴書を改めて書こうと、写真を探っているとまたしてもあの見知らぬ男性の写真。
妻「えっ！？なんで？今朝燃えるゴミに出したのに。」
怖くなった妻は夫の帰りを待って改めてその話をしてみることに。
夫「例の知らないおじさんの写真？見間違いじゃない？」
妻「信じてよ。確かにこのケースに入って…」
そう言って写真が入ったケースを手にした妻は絶句。
もはやそこに妻自身の写真は一枚も無く、あの知らない男性の写真ばかり。
夫「俺を驚かそうとしてる？笑。もう寝な。明日面接でしょ？」
真剣に取り合ってくれない夫をよそに、妻にはその日からあの写真が付きまとうようになり、
履歴書に貼ったはずの自分の写真があの男に見えたり、財布を開けると小銭入れにあの写真。
すると遂にあの写真の男を実際に目撃してしまい、もう何が何だか分からなくなって、
妻「あなたは誰なの？」
慌てて家に帰って何とか落ち着きを取り戻そうと顔を洗い、ふと顔を上げるとガラスに貼られた何十枚もの証明写真。
写真の男の正体とは？
答え：証明写真カプセルトイ
実際に商品化されているコチラのガチャガチャですが、中に入っている写真は実在の一般の方から提供された写真だそうで、少ない確率ながら実際に街中で見かける可能性もゼロでは無いとの事。
コレクター品としてフリマアプリなどで取引されていたり。
ママが家にいなくなると寂しがった娘のイタズラだったというのが答え。
スポンサーリンク妖怪の巣食う村
林の中で起きたボヤ騒ぎを調査に来た村役場の青年。
目撃者の話を聞いてみると「見たんだ…火の玉だ。」とただならぬ雰囲気。
林の中に火の玉が現れて、それを追いかけてみると、草木が燃え出したので慌てて消したという証言。
にわかには信じがたい話と押し問答をしていると、そこに「それは妖怪ですな。」と一人の男。
聞けばその男は妖怪研究家でSNSなどでこの村で火の玉が出ると噂されていた事でリサーチにやって来たんだとか。
証言を基に釣瓶火、輪入道、火車の犯人説を勝手に唱える男に呆れつつ、役場に戻って出火原因について調べ物をする青年。
後日あの目撃者のもとを再度訪れ、誰かの放火説を疑っていると打ち明けた上でさらなる証言を聞く事に。
さらに放火犯はあの妖怪研究家では？妖怪の存在を匂わせる為にわざと自作自演で？と推理を膨らませる青年でしたが、
そんな話を聞きつけてやって来た妖怪研究家の男は一切の関与を否定。
さらにその男はこんな話。
妖怪研究家の男「この村では妖怪の仕業というべき不可解な事件が次々と起きてるんだ。」
男が撮影したホームビデオには「干していた服が突然消えた。ハンガーだけが消えていた。」「洗面所の石鹸ネットが切られて石鹸が持ち去られた。」といった村人の証言。
思いがけない話を聞いた事で悩む青年でしたが、そんな折に「火の玉が出たぞ！」という誰かの声を聞き、急いで現場へ。
そこで目撃したのは墓地に漂う火の玉と、それを喜々としてビデオに収める妖怪研究家の男。
そうこうしていると男に火が燃え移って、
役場の青年「一体何が起きてるんだよ！」
火の玉の正体とは？
答え：火のついたろうそくを盗んだカラス
2013年に京都で実際に起きた実話を基に創作されたお話。
カラスはろうそくに含まれる油分が好物で、火も怖がらないので墓地などに供えられたものをくわえて持ち去ってしまうんだとか。
運んでいる最中に火がついたままのろうそくをカラスが落っことして空飛ぶ放火犯になってしまう事も。
ろうそく同様にカラスは石鹸も好物で、ハンガーは巣作り用に盗んでいくそうでカラスによって起きていた一連の事件だったという答え。
以上「背筋も凍るほわ～い話」第3弾ネタバレまとめでした。
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