楽器のトライアングルが三角形なのはなぜ?3つの理由 チコちゃん
26年4月17日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『なぜ(楽器の)トライアングルは三角形?』の答えなどまとめてご紹介。丸でも四角でもない3つの理由とは?
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】八嶋智人、松田好花
【VTRゲスト】なし
なぜトライアングルは三角形?
3問目の出題は、
なんでトライアングルは三角形なの?
チコちゃんの答えは、
いいことずくめの形だから
解説は日本打楽器協会の岡田知之会長。
トライアングルが三角形の理由として挙げられるのが、
- 作りやすい
- 音が響きやすい
- 演奏しやすい
という3つ。
【作りやすい】
三角形のトライアングルが生まれたとされる15世紀頃は鉄加工の技術や道具が今ほど発達しておらず、棒を2回曲げただけで作られる三角形は加工しやすかったのではないかと岡田先生の見解。
ちなみに現在のトライアングル製作では「叩き」「曲げ」という2つの工程を経て行われているそうで、青銅の棒を叩いて凹凸を付ける事で音を乱反射させて音を豊かにするという職人芸。プロの職人でも叩き続けること26分超。
続いては曲げの工程に入りますが、一気に曲げると金属に負担がかかるので90度、30度と2回に分けて曲げていくとの事。そして仕上げに叩いてひずみを調整して完成。
スポンサーリンクプロの職人に四角形の作業工程を検討してもらうと、棒の長さも長くなって全ての工程で1.5倍量の仕事量になるという見積。実際に試してもらうと32分叩いた所で曲げ作業へ。ところが曲げて四角形にした時点で歪みの原因が複数の角に至るのでバランス調整の最終仕上げが非常に難しくなるという感想。
丸型だと角が無限大になるので叩きと曲げの工程を同時に行いながら徐々に丸くしていくという大変な作業にぶつかって叩き作業だけで約86分。
叩き作業だけでも結果は、
- 三角形:26分
- 四角形:32分
- 丸:86分
という事で作りやすさはやっぱり三角形がベスト。
【音の響きやすさ】
もはや名前からして違和感ですが、職人が作った四角いトライアングルと丸いトライアングルの音を実際に岡田先生が叩いてテスト。
1m離れた計測器で40dB以上の音がどれだけ長く続くかを比較してみると、
- 三角形:39秒
- 四角形:27秒
- 丸:52秒
三角形だと叩いた辺の響き(振動)が左右に伝わって倍音になって最終的なトライアングルの音色になりますが、振動というのは角を通る時に減って行ってしまうので角の数が少ない三角形がよく響くのではと岡田先生。
また、音色についても四角形は太い音で透明感が少ないという岡田先生の感想で、丸の場合は響きの長さは最も長くても単一の音がずっと続くだけで透明感が乏しかったという感想。
スポンサーリンク【演奏のしやすさ】
三角形だと持ち手となる紐が角に来るので下の辺が重くなって安定感は抜群。
四角形だと紐の位置が安定せず、角に付けると斜めに辺を叩く必要があって叩きづらく、持った時の重さも気になるとの事。
丸型は持った時の安定感はありますが、連続して叩いて同じ音を出すトレモロという演奏方法を丸型で行おうとすると大きく手を振って叩く必要があってトレモロは出来ないと岡田先生。
それぞれの要素をチャートで比較してみると三角形がやっぱりベスト。
という事で3問目は以上。
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