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映画の公開をロードショーというのはなぜ?本来の意味は?チコちゃん


26年5月1日放送の「チコちゃんに叱られる拡大版SP」の問題『映画の公開をロードショーというのはなぜ?』の答えなどまとめてご紹介。そもそもロードショーの本来の意味とは?

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ゲスト出演者

【ゲスト】フットボールアワー後藤輝基、齋藤飛鳥、吉田仁人

【VTRゲスト】レイザーラモンRG

映画の公開をロードショーというのはなぜ?

3問目の出題は、

なんで映画の公開をロードショーっていうの?

チコちゃんの答えは、

上流階級に映画を楽しんでもらいたかったから

解説は名古屋市立大学の川本徹准教授。

そもそもロードショーという言葉は演劇用語で1800年代のアメリカで誕生したという背景で、その本来の意味は「道」という意味のロードではなく「旅」という意味。

この時代のアメリカは独立戦争後に西へ領土を広げていきましたが、急速な発展に伴って医者や牧師などがいない街も増えたことで巡回でまかなうのが当たり前に。そこで演劇などの娯楽も巡回させていたことで「旅」という意味のロードという言葉が使われるように。

こうして劇団員が旅をしながら巡回する=ロード、見世物=ショーがくっ付いてロードショー(意味:巡回公演)という言葉が誕生。

そして1895年に世界初となる映画「工場の出口」がフランスで公開されるとアメリカにも娯楽として映画が徐々に浸透していきますが、映画は一度撮影してフィルムにしてしまえば何度も繰り返し上映可能なのでチケットの値段も安く抑えられて一般大衆が気軽に楽しめるというメリット。

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一方で演劇は公演するために役者やオーケストラが毎回必要になるので高額な人件費・旅費・宿泊費などがかかり、そうなると必然的にチケット代は高めに設定されて、その主な利用客は中流・上流階級の富裕層に限られる事に。

そこで映画業界は富裕層の取り込みのために1915年に南北戦争をテーマにした作品「國民の創生」でそれまでの映画公開とは異なるプレミアムな特別公開という施策を試みる事に。

このプレミアム公開では一般公開よりかなり前に映画を上映した上で、当時の演劇界の最高峰・ブロードウェイの上映形式を真似てオーケストラの生演奏付き映画上映・全席指定席・チケットも高額に設定と富裕層を狙い撃ち。

この狙いは大いに成功して富裕層を中心に大ヒットを飛ばしたことで、さらに興行収入アップのために映画も全国を旅しながら巡回公演されるように。

こうして巡回公演を意味する演劇用語のロードショーに当てはめて映画のプレミアム公開をロードショーと名付けられる事に。

ちなみに日本でも興行収入アップのために1936年に日本で公開されたアメリカ作品「眞夏の夜の夢」をロードショーとしてプレミアム公開。

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これを報じた新聞記事では「ロオド・シヨウ(特別公演)」という名称を用いて「公開は二都市のみ」「公開後6か月は一般公開NG」「料金は通常の2倍」とオーケストラの演奏こそ無いもののプレミアムな条件が多く付けられた事が明らかに。映画の公開をロードショーというのはなぜ?本来の意味は?チコちゃん

となると現代の普通の映画公開にロードショーの言葉が使われているのは間違っているとも思えますが、この使い方が広まったのは1960~80年代の日本でこの時代のTBSが土曜の夜10時に洋画を放送する枠「土曜ロードショー」を作り、これがきっかけで映画=ロードショーが日本で定着。

また、映画の全国公開で収益を上げるという方式もどんどん広まった事でプレミアム公開は取りやめて一斉公開が基本になり、この変化もあって映画公開=ロードショーに。

という事で3問目は以上。

※同放送回のその他の疑問はコチラ

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

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