玉ねぎを切ると涙が出るのはなぜ?玉ねぎ涙の対策5選をプロがジャッジ!チコちゃん
26年7月10日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『なぜ玉ねぎを切ると涙が出る?』の答えなどまとめてご紹介。なぜ玉ねぎに涙を促すような成分が入っているのか?プロがおすすめする玉ねぎ対策のベストとは?
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】島崎和歌子、ハナコ岡部
【VTRゲスト】ニッチェ
なぜ玉ねぎを切ると涙が出る?
3問目の出題は、
なんで玉ねぎを切ると涙が出るの?
チコちゃんの答えは、
切られている玉ねぎは身を守るためあなたを
解説は東京理科大学の荒川孝俊先生。
自力で移動が出来ない植物は天敵となる虫や動物から身を守るために様々な防御手段を講じていますが、例えばバラやサボテンは表面に無数のトゲを持つことで物理的に身を守り、山芋のネバネバを触るとかゆくなったり、かぶれたりするのも防御手段の一つ。
そして玉ねぎの場合はsyn-プロパンチアール-S-オキシドという成分が防御反応の一種として働きますが、通称PTSO(催涙成分)と呼ばれるこの成分は玉ねぎの汁に含まれていて、これが空気中を漂う細かいエアロゾルとなって人間の目に届く事で涙の原因に。
このPTSOは玉ねぎを切ったその瞬間に起こる化学的な反応によって生まれるものだそうで「細胞が破壊されるとアリイナーゼという酵素によって前駆体からプロペンスルフェン酸が生成され、このプロペンスルフェン酸が催涙因子合成酵素の通称LFSによってPTSOに変換される」というのがその詳しい機序。
流石にこのままだと分かりづらいという事で荒川先生に簡単な例えに変換してもらうと、玉ねぎが中学校だとすると前駆体は2人1組で手をつないでいる仲良し優等生コンビ、そしてアリイナーゼはちょっとおせっかいな隣のクラスにいる生徒。
スポンサーリンク結合している前駆体の2人はどこへ行くにも2人一緒でいつも仲良しですが、玉ねぎが切られて中学校の各クラスを隔てている壁が壊されると隣のクラスのアリイナーゼと前駆体が一緒になるわけで、そこでアリイナーゼは「中学校が壊されちゃってるから、前駆体の2人は別々に逃げて!」と伝達。
そしてアリイナーゼは手をつないでいた前駆体の2人を切り離し、片割れのプロペンスルフェン酸は一人っきりになってしまってとても不安な状態に。
そこに登場するのがちょっとヤンチャなクラスメートのLFSで、プロペンスルフェン酸に「1人で不安?だったらこれを被れば大丈夫」とトゲ付きのヘルメットを手渡し。その言葉に従ってヘルメットを被るとプロペンスルフェン酸はPTSOという攻撃的なキャラクターに変身し、ここで催涙成分が発生するという流れ。
この一連の出来事は約100万分の1秒という瞬時に起こるそうで、玉ねぎが身を守るために見せる早業のせいで私たちは涙を流してしまうという事に。
ちなみに2025年に玉ねぎに関する新発見があったそうでアメリカのコーネル大学の研究によると、玉ねぎを切った瞬間に出て来る汁を1万分の1秒をはかる事が出来る高性能カメラで撮影・分析した所、玉ねぎの汁は秒速5~40mの速度で噴き出すそうで最高速を時速にすると144km/hと野球のピッチャー並のスピード。
スポンサーリンク最後に涙が出ない玉ねぎの切り方についてネット上の噂をニッチェの2人が検証&荒川先生が解説。
【30分ほど水にさらしてから切る】効果は×
催涙成分は水に溶けるのは本当。ところが水にさらした後に切ると、結局そこでまた新たに成分が出てきてしまうので水を使うのであれば水中でずっと切り続けないと効果が無いと荒川先生の解説。
といっても流水に当てながら、大きな桶の中でといった条件で玉ねぎを切るのは大変なので現実的な解決策にはならず。
【予め1分ほどレンジで温めてから切る】効果は〇
温める事でアリイナーゼの酵素の働きがほぼゼロになるのでこの方法は非常に有効と荒川先生も太鼓判。
【鼻にティッシュを詰めて切る】効果は×
涙を流す成分は基本的に目に刺激を与える成分なので鼻を塞いでも効果は無し。
【切れ味が鋭い刃物で切る】効果は〇
荒川先生おすすめの方法で、切られる面積が少なくなって玉ねぎを押しつぶして切らずに済み、汁が噴き出しにくくなるとの事。
【予め玉ねぎを冷やしておく】効果は〇
涙を流す成分は温度が低いと気化しにくいので荒川先生もおすすめ。
というまとめで3問目は以上。
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