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あさイチ今日の映画紹介は大統領のケーキ、バグダッド・メッシ片足のサッカー少年


26年7月17日放送の「あさイチ」特選エンタ映画紹介ではゲストの安田章大と共にイラクを舞台にした子どもが主人公の作品『大統領のケーキ』『バグダッド・メッシ片足のサッカー少年』を紹介。

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大統領のケーキ

イラク・アメリカ・カタールの合作で1990年代の独裁政権下で実際にあったといわれている大統領の誕生日ケーキを作る係を任された幼い少女の奮闘を描く物語。

1990年代のイラク。国民が戦争と食糧不足に苦しむ中、9歳のラミアは祖母と二人暮らしをしながら小学校に通ういたって普通の女の子でしたが、ある日学校で行われたくじ引きで大統領の誕生日ケーキを作る仕事を任される事に。

ラミアの家は生活が苦しく、ケーキの材料を揃えるような余裕はなかったものの、もしこの役目を失敗してしまうと重い罰が待っているという事もあってラミアは大事な友だちの雄鶏も一緒に祖母と二人で町に出かける事に。

町でケーキの材料を揃えるかと思いきや、そこで祖母はラミアを養子に出すと切り出して二人は言い争う事態に。

祖母「これ以上面倒は見られない。」

ラミア「私のせい?何でもする。大好きなのに。」

祖母「私も大好きさ。でもお前のためなんだ。」「ケーキは忘れなさい。」

説得する祖母をよそにラミアは友だちの雄鶏を連れてその場を逃げ出して、逃げた先でお金に困っているクラスメイトのサイードと出会う事に。

自力でケーキの材料を集められれば祖母と一緒にまた暮らせると信じるラミアはサイードと一緒に何とか材料を手に入れようとするものの…

作品を手掛けたハサン・ハーディ監督は戦時下のイラクで生まれ育ち、小学生時代に実際に大統領の誕生日のお花を用意する係に選ばれたという幼い頃の体験をしており、ケーキを用意する係に選ばれたクラスメイトはその役目を果たせずに学校を退学させられたという体験もしたとか。

バグダッド・メッシ 片足のサッカー少年

イラク・ベルギー・オランダの合作で2009年のイラクを舞台に片足を失いながらサッカーの夢を追いかけ続ける少年とそれを支える家族の物語。

2009年イラクの首都バグダッド。あの世界的スター選手のメッシに憧れて日夜サッカーボールを追いかける11歳の少年ハムディはある時、アメリカの民間警備会社と反政府勢力との戦いに巻き込まれてしまい、病院に運び込まれたハムディが目を覚ますとそこで目にしたのは膝から下を失ってしまった自分の左脚。

ハムディの父親はアメリカの民間警備会社で通訳として働いていたため近隣住民からは裏切り者として後ろ指を指されており、ハムディの大怪我に対しても「報いを受けた」と冷たい言葉をぶつけられるはめに。

それでも父親は片足を失って気落ちしているハムディをどうにかして元気づけようと温かく接するよう努め、

ハムディ「またサッカーできる?」

父「腕の無いバイオリン奏者は足で演奏する。片脚でもプレーできるさ。」

ところがハムディの父親に反感を持つ何者かによって家を焼かれるという事件が起き、住む場所を失ってしまった家族は辺境の村への移住を余儀なくされる事に。

一方、移住先にサッカーチームがある事を知ったハムディは何とか一緒にプレーしたいと希望を抱くようになりますが、片脚では上手くプレーできないハムディを見たチームの人たちはハムディの参加を認めず。

それでもハムディは希望を捨てずに家族の支えによってもう一度立ち上がろうと努力をするものの戦争の悲劇はまたしても家族に試練を与え…

人間が生き抜くことの意味を問いかけるまるでドキュメンタリーのような物語。

以上、今日の映画紹介でした。

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