車のウインカーのカチカチ音は何の音?チコちゃん
26年9月11日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『車のウインカーのカチカチ音は何の音?』の答えなどまとめてご紹介。
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】生瀬勝久、山之内すず
【VTRゲスト】なし
車のウインカーのカチカチ音は何の音?
2問目の出題は、
車のウインカーのカチカチ音は何の音?
チコちゃんの答えは、
もともとはランプを点滅させるスイッチの音だったけど今はあえてカチカチ音を出している
解説は日本自動車工業会の三戸祐一郎さん。
そもそもガソリンで走る自動車が誕生したのは1886年のドイツで、当時は三輪で走る馬車や人力車のような見た目でウインカーの装備は無し。同じ年には四輪のガソリン自動車が発明されますがやっぱりウインカーは無し。
そしてそこから約20年後の1907年に日本において国産自動車が完成しますがウインカーは無しのまま。というのも自動車は馬車に代わる乗り物という扱いだったためにウインカーを付けるという考え方自体が無かったと三戸先生。
その後、自動車が増加してスピードもどんどん上がっていくにつれて車が曲がる方向を周囲に知らせる必要が出てくると「手信号」の所作が生まれて、窓から手を出して曲がる方向を示してから曲がるようになっていきますが、夜間や悪天候では見づらいという問題が。
スポンサーリンクそこで生まれたのが腕木式方向指示器でもともと鉄道の信号に使用されていた腕木をもとにして車にも採用されたこの方式ではスイッチを押すと窓の所からアームがぴょんと飛び出してランプが点灯する仕組みなどが採用されましたが、今のような点滅は無く、音はというと「コン」と一回だけ。
その後1955年頃から日本で点滅式方向指示器が普及して車前方に付けられたウインカーを点滅させて方向を指示。音を聞いてみると「カコンカコン」と今のウインカーのような音。
そして1970年代、日本では国際基準に合わせるために点滅式のみの方向指示器を採用するようになりこの辺からやっと「カチカチ」という音に。音の正体を探ってみるとそこにあったのはフラッシャーリレーというスイッチ。
フラッシャーリレーの中にはコイルが巻かれていて、その上にはウインカーの電球に電気を流すスイッチとなる金属の端子が付くという構造で、コイルに電気を流すと磁気が発生して端子が引き寄せられてウインカーの電球がスイッチオンの状態に。そして電気を止めると磁気が無くなって端子は元の位置に戻って電球はオフに。
つまり点滅させるためにスイッチを入れたり離したりするたびに金属の端子がぶつかって鳴る音がカチカチ。
スポンサーリンクそこから時代が進んで2010年頃にはスイッチやメーターの電子化が進んだことでウインカーも電子制御されるようになって機械的な金属のぶつかる音が廃されてカチカチ音は本来消滅。
それでも音があればウインカーを出している事が聴覚的に分かって消し忘れ防止につながるため、わざと音を出しているというのが現代の車でメーター類のパネルを見てみるとそこにはカチカチ音を発生させる部品とスピーカー。
それまで長らく鳴っていたカチカチが急に無くなると違和感になってしまいますし、今の車はシートベルト未着用の警告音、車線はみ出しの警報、障害物の接近警告など色んな音が鳴るようになっているのでそれらの音と区別するためにも昔から馴染みのあるカチカチ音がウインカーに採用されているという事で2問目は以上。
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