異色対談 広瀬すず × 欅坂46 平手友梨奈。「NEWS ZERO」でのそのやり取り全文について
８月31日、日本テレビ系「NEWS ZERO」の番組内で若手女優の広瀬すずさんと欅坂46の平手友梨奈さんの“異色”対談が実現。その模様が放送されていましたが、女優とアイドルとして活躍する二人はどんなやり取りを交わしたのでしょうか？その全文について詳しくご紹介します。
スポンサーリンク初対面の2人
対談の現場に後からやってきたのは平手さん。
平手「よろしくお願いします。」
広瀬「よろしくお願いします。」
平手「初めまして。お願いします。」
この日が初対面という事で緊張している様子の二人。
まずは平手さんのイメージについて、
広瀬「テレビの前とかもそうですけど、なんかすごく“強そう”。」
この言葉に顔を覆って笑う平手さん。
平手「強そうとは・・・なんか意外。笑。よく・・・よくと言うか。笑」「イメージなのかな？」
笑顔の平手さんに釣られて広瀬さんも笑顔ですが、
広瀬「パワーがすごくあるなって。」
平手「パワー。笑」
広瀬「お話してみたいなって。」
実は広瀬すずさんが今一番会いたい人として平手友梨奈さんの名前を挙げたことから今回の対談企画が実現。
20歳の広瀬さんと17歳の平手さん。女優とアイドルという違う分野で活躍する2人。
アイドルグループ欅坂46のセンターを務める絶対的エースの平手さん。
笑顔をあまり見せずに披露する激しいパフォーマンスに注目される存在です。
一方の広瀬さんは映画やドラマなどの数々の作品に出演。
日本アカデミー賞では映画「三度目の殺人」で最優秀助演女優賞を受賞。実力派若手女優として活躍中。
スポンサーリンク映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」
最新作の映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」では90年代のコギャル姿の女子高生を演じており、自分が経験していない時代の若者を体験することに。
平手「私も『SUNNY』を観させてもらったんですけど。」
広瀬「ありがとうございます。」
平手「今の時代とのギャップをすごい感じて。」
平手さんは劇中で心に残ったあるセリフがあるそう。
それが篠原涼子さん演じる主人公の奈美が20年振りに恩師に会いに行くシーンでのセリフ。
「裏で何やってるか分かりにくくなっちゃったけど。あんた達はほら、顔に全部書いてあったもん。分かりやすかった～。」
平手「今の子たちはなかなか見えないというか、表情に出さないから。『裏で何やってるか分からない』みたいなセリフがあって、きっとSNSだったり、やっぱり今はスマホ？とかで全部コミュニケーションをやっちゃうから、実際会った時のコミュニケーションを大切にとるっていう事をきっとしなくなっちゃって。」
「映画を観て、結構その事についてずっと考えちゃって。」
広瀬「サラッと通り過ぎてたシーンだったんですけど、完成したのを観て、“もったいないな”ってすごい思いました。」
平手「もったいない・・・」
広瀬「当時のコギャルって言われてた女子高生はすごいなと思って、自分たちの力でつまらないなら何をしたら面白くなるかなっていうのがとにかく強く前面に出てて。エネルギッシュだったなとも思うので。」
「SNSとかそっちに走っちゃってるから、ここの(面と向かった)空間が楽しめないというか。もったいないなって思いました。」
平手「どこか遊びに行っても、結局はスマートフォンになっちゃって、みんな下向いちゃって、その場にいる空間を忘れてしまっているのかなってすごく思ったから。」
広瀬「そう思います。」
笑い合う2人。
広瀬「あの当時の方がちょっと羨ましいなっていうか、何にも気にせずいられる空間がいいなって思ったりしました。」
90年代の若者の姿を見て、現代のSNS、スマホ全盛時代とのギャップを感じている様子の2人。
プレッシャーについて
実はある大きな共通点があり、それは、
17歳という若さで映画の主演に抜擢されたこと。
広瀬さんは映画「ちはやふる」で競技かるたに青春を懸ける高校生を熱演。そして平手さんは2018年9月14日公開の映画「響 -HIBIKI-」では天才小説家を熱演。これが平手さんにとって映画初出演＆初主演となります。
広瀬「センターに立つとか主演の位置に立たなきゃいけなかったりとか、プレッシャーとか感じるものですか？」
平手「全然感じてます。」
広瀬「えらい。」
笑い合う2人。
広瀬「どんな時に感じるんですか？」
平手「本当に時と場合によって全然違うんですけど、映画はやるやらないを決める時に『あ～どうしようかな～』ってすごく悩んだし、センターに立つのも、結構ずっとやってるんですけど、意外とライブの前に思ったりだとか。」
広瀬「どうやってそういうプレッシャーを乗り越えてるんですか？」
平手「あんまり乗り越えてるっていう感覚も無くて・・・」
広瀬「ああ。ええ。」
一方、プレッシャーに関して広瀬さんは、
広瀬「多分あんまり感じてないって言ったらすごく無責任ですけど、何も感じてなかった時の方が多いです。笑」
平手「あ～。」「でもそっちの方が気軽にというか、うーん。一生懸命前に進めそうというか。」
スポンサーリンク完璧主義の負けず嫌い
広瀬「元々、完璧主義の負けず嫌いで。なんか小っちゃい事でも自分よりも上に人がいるって思うと『うわ。悔しい』って。何にも競ってなくてもちょっと思っちゃったりする」
平手「負けず嫌いなんですか？」
広瀬「負けず嫌いですね。」
平手「えぇ～。」
広瀬「負けず嫌いですか？」
平手「全く・・・」
笑顔の2人。
広瀬「えぇ～意外。」
2016年公開の映画「怒り」に出演した広瀬さんは“完璧主義の負けず嫌い”という自身のポリシーにある変化が。
広瀬「17歳の時に、今までは人に負けるのが嫌だっていう感覚でいたんですけど、(映画「怒り」の)監督に『自分にはいいんだ。』って。自分には負けていい甘さがあるんだみたいな風な事を言われて。」
「一番悔しいのは自分自身が出来ないっていう部分を自覚するのが嫌だったんだなっていうのもちょっと気づいて。」
平手「えぇ～。すごい・・・。想像つかない・・・なんか。」「グループの大変さもあるとは思うんですけど、でも1人の大変さは絶対あると思ってて、それを役者さんとかすごいなって、見てます。笑」
放送ではカットされていますが、広瀬さんがセリフの覚え方について語る場面もあり、平手さんがそれを真剣に聞き入っている場面もあったようですね。
というわけで広瀬すず × 欅坂46 平手友梨奈の対談企画については以上。