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第61回 NHK「チコちゃんに叱られる!」恐竜はなぜいない?ラグビーで得点を決めても「トライ」という理由


19年8月30日放送の第61回 NHK「チコちゃんに叱られる!」はゲストに木村文乃さん(初登場)、ザキヤマことアンタッチャブルの山崎弘也さん(初登場)を迎えて取り上げられた疑問は、恐竜はなぜいない?ラグビーで得点を決めたのに「トライ」というのはなぜ?というもの。そして久しぶりに英語版のNHKたぶんこうだったんじゃないか劇場が復活。

ということで、19年8月30日に放送された第61回 NHK「チコちゃんに叱られる!」の様子をまとめてご紹介します。

※本記事では番組前半に紹介された2問をまとめておりますので後半の2問は別記事でフォロー。

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出演者

【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)

【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)

【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)

【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史

【ゲスト】木村文乃、山崎弘也

【VTR】杉浦友紀アナ(一瞬だけ)、厚切りジェイソン、モーリー・ロバートソン、つぶやきシロー

チコちゃんの疑問その1

 恐竜はなぜいない?

まずは初登場の木村文乃さんを文ちゃんと紹介するチコちゃん。

チコちゃん「笑うとえくぼがかわゆ~ございます。」

木村文乃「ありがとうございます。笑」

そして続くザキヤマさんには「顔の一部が割れてますよ。」と言いつつアンタッチャブルと紹介。

ザキヤマ「アンタッチャブルの山崎ですね。」

アゴがくっきり割れている事をイジられるザキヤマさんは自らは欧米スタイルと表現w

オープニングもそこそこに早速1問目。

指名は、この中で一番ロマンあふれるステキな大人ってだーれ?

珍しく岡村さんからスタート。なかなかレアですね。

恐竜について話題にするチコちゃんは恐竜が見たいと言い出しますが、岡村さんは絶滅しましたからと否定。

チコちゃん「やだ~!見たい見たい~!」

岡村「ちょっと入り口がいつもと違うなぁ。ドキドキしてきました。」

質問から入って本筋の疑問に展開していくのが恒例ですが、珍しいやり取りに戸惑う岡村さんw

ここでチコちゃんの疑問は、

なんで恐竜はいないの?

氷河期というシンプルな答えの岡村さんですが、

チコちゃん「あのさぁ岡村さぁ。質問初めてさぁ、2分ぐらいでさぁ『なんで恐竜はいないの?』って言ってさぁ『氷河期が来たから。』それで成り立つ番組なの?」

岡村「違います!」

番組のあり方について先輩から説教を食らう岡村さんw

ザキヤマ「厳しいですねぇ~。」

改めて食べ物が無くなったので餓死したという説を展開しますが、

チコちゃん「じゃあ恐竜は餓死したんだね?」

岡村「という説もありならがですけれども!」

往生際が悪いので、

チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

岡村「時間切れ食らった。笑」

続けて木村文乃さんも答える事に。

一言で決めてください!というチコちゃんのリクエストに、

木村文乃「この世が嫌いになった。」

ザキヤマ「悲しい終わり方。笑」

VTRに移行しますが、

担当Dがデスクで恐竜の人形を戦わせている謎のシーンからのスタートw

すると先輩Dから「しょぼい!」と一言。

最近はCGが主流なので人形遊びじゃ迫力が出ないというダメ出しのよう。

見本として先輩Dが示したのはあるホームページですが、

コチラのNHKのページですね。

NHK 恐竜超世界 2019

すると、担当DはNHKの恐竜番組スタッフルームに忍び込みます。

ザキヤマ「ダメよ。勝手に入っちゃ。」

そして「ダーウィンが来た!」のヒゲじいのぬいぐるみが飾ってあるデスクに近づき「NHKスペシャル 恐竜CG」と書かれたディスクを拝借。もちろん恐竜番組のスタッフさんに許可をもらってからですが。

「いいっすか?」の一言にうなずきだけで返事w

という事でここからは「NHKスペシャル 恐竜超世界」のCG映像を織り交ぜながらの放送。

ナレーション「お礼のバナナ。皆さんで召し上がってください。」

差し入れのバナナw

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神奈川県立 生命の星・地球博物館でインタビューするも特に答えは出ず。

ナレーション「ワンレン・ボディコンも絶滅したなぁとか、ガングロもいないし、チーマーもいないし、澁谷を闊歩していたコギャルたちももう30代半ばかぁ~とか。ねぇ?杉浦ちゃん。」

唐突に差し込まれるパラパラを踊るNHKの杉浦友紀アナの映像w

岡村「めちゃビックリしてるやろなぁ。笑」

そしてチコちゃんの答えは、

恐竜はいる

岡村「出たよ・・・」

ザキヤマさんの「く~る~」風に言うチコちゃんw

解説はシレっとチコちゃんを化石堀りデートに誘う北海道大学総合博物館の小林快次教授。

多くの人は恐竜は太古の昔に絶滅したと思っているようですが、実はその認識は間違っていて今でも生きているんです。

しかもとても身近な所にいるんですが、それが鳥。

カラス、スズメ、インコなんかもひっくるめて鳥たちは実は恐竜。

そこには生命の進化が関係しているのですが、生命の進化とは一本の木が枝分かれする様子に例えると分かりやすくなります。

私たち人間を含む脊椎動物は進化の過程で魚類、両生類に分かれ、両生類から哺乳類、爬虫類に枝分かれして来ました。

この中で爬虫類という枝がさらに分かれて、

  • トカゲ
  • ワニ
  • 翼竜
  • 恐竜

と言った具合に細かく分類されます。

そして恐竜の枝は、

  • 鳥盤類 (例:トリケラトプス、ステゴサウルスなど)
  • 竜盤類 (例:ティラノサウルス、鳥類など)

の2つに分かれ、竜盤類には鳥類が含まれるんですね。

意外にも鳥の文字が入っていない竜盤類に鳥類が属する事に驚くザキヤマさん。

何にせよ、鳥は分類上は現存する恐竜そのもの。

ザキヤマ「恐竜食べてるって事!?じゃあ。」

確かに空を飛ぶ恐竜の代表格のようなプテラノドンなども鳥っぽいですよね。

でもここで要注意。実はプテラノドンは空を飛ぶというだけで鳥類とは全く別種。

むしろプテラノドンは翼竜に属していて、恐竜になる前に枝分かれした生き物なので実は恐竜とは呼ばないんですね。

恐竜っぽくない鳥は恐竜なのに恐竜っぽいプテラノドンは恐竜じゃないというのが真実w

さて、この恐竜に共通するポイントというのがあるのですが、それがズバリ、

脚の生え方

ワニなどの爬虫類の脚は体から横向きに脚が生えていますが、鳥を含む恐竜の脚は体から下向きに生えている特徴があるんですね。

さらに鳥には羽毛が生えていますが、

ティラノサウルスの仲間であるユウティラヌスという中国の恐竜がいますが、その化石には羽毛が生えていた跡がくっきり残っているそう。

そこからティラノサウルスにも羽毛が生えていたのではないか?という説を支持する研究者は多いとの事。

こちらはティラノサウルスの赤ちゃんの見た目をCGで再現したYouTube動画。より鳥っぽい見た目ですよね。

1990年代に羽毛恐竜の化石が多く発見された事で多くの共通点を持つ鳥が恐竜の仲間であるという考えが一般的になりました。

ではなぜ鳥だけは今もしっかりと生き続けているのでしょうか?

色んな説があるものの、今から6600万年前に巨大隕石が衝突して地球環境に大ダメージがあった事が関係しているのではないかと言われています。

シンプルに説明すると恐竜はその大きな環境の変化に耐えられずに絶滅したのに対して、鳥類は環境の変化に適応して生き延びた事で今も健在。

ここで分かるのは実は恐竜時代に既に鳥は生息していたという事実。

その証拠に当時の地層から多くの鳥の化石が発見されているんですね。

なぜ鳥は環境の変化に耐えられたのかの謎については未だに研究段階で結論は出ていないと小林教授。

最後にディスクを返却して、

「CGありがとうございます。恐竜の差し入れです!」という置手紙と共にねぎまを2本w

ということでコチラが結論。

恐竜はいる

でした。

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絶滅しないで欲しいと思うものは?という質問には「街中華」という答えのチコちゃん。

ザキヤマ「確かに減ってますよね。」

チコちゃん「継いで欲しいわね。」

木村文乃「大好き。」

さて、この鳥が恐竜だったという事実についてはオンエア前に色んな人に言って自慢したいという岡村さん。

岡村「ホンマはダメですけど。」

焼き鳥を食べている人に向かって「恐竜なんですけどねぇ~。」とサラっと言いたいと岡村さんw

岡村「恐竜をクルクル回してるわけやからね!」

となると鶏の唐揚げは恐竜をカラっと揚げたものという事に。

チェーン店の「鳥貴族」は「恐竜貴族」なんですねw

ちなみに以前紹介された、

から揚げとフライドチキンは何が違う?の疑問はコチラで。

ここでカリキュラマシーンのオープニング。

チコちゃんの疑問その2

得点を決めたのに「トライ」というのはなぜ?

2問目の指名は、

この中で屈強な肉体を持つステキな大人ってだーれ?

人からよく筋肉質と言われるというザキヤマさんが解答者に。ホントですか?w

ラグビーの得点の仕方について聞くチコちゃんですが、ここでチコちゃんの疑問、

なんで得点を決めたのに「トライ」っていうの?

確かに、トライとは「試みる、挑戦する」という意味なのにどうしてなんでしょうか?

大ヒットドラマの時からトライで得点だったと言うザキヤマさん。

わざわざ大ヒットドラマと他局を意識して言ったのにズバリ「スクール☆ウォーズ」と言っちゃうチコちゃんw

チコちゃん「何も考えてないで観てたっていう事だから・・・ボーっと生きてんじゃねーよ!」

ザキヤマ「まさに。笑」

グウの音も出ないw

ここで岡村さんが何か思いついたようで、

岡村「キックするやん?あのキックの・・・」

ここで岡村さんに正解マークとピヨピヨ音!

おっとこれはチコりましたね。

チコちゃん「つまんねーヤツだな~。」

お見事。先週のロストサマー拡大SPに続いて2週連続でのチコり。

でも漢字問題は今回は省略。これは残念。パーフェクト解答のチャンスが岡村さんに巡って来たか?と思ったのに・・・。

さて本題の疑問に戻ると、

ラグビーでは相手のゴールエリア内でボールを地面に付ける事で得点になりこれをトライと呼んでいます。

東京都内のラグビーバーでインタビューしますが意外と皆さん知らない様子。

ナレーション「ラグビーの知識と言えば、五郎丸ポーズぐらいの日本人の皆さん。五郎丸さんはもうとっくの昔からあのポーズしていませんよ?」

今では手を横に広げるようなポーズが五郎丸選手のルーティンになっているんですね。

意外と知らない事実w

ということでチコちゃんの答えは、

得点への挑戦権を得るという意味だったから

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解説は立命館大学の松島剛史准教授。

現在のルールではトライを決めると5点入り、その後のコンバージョンキックという権利が与えられ、これを決めるとさらに2点を追加できますが、このルールは現代になってようやく決まったもの。

そもそもラグビーの発祥は19世紀後半のイギリス。

その頃はキックがメインのフットボールが主流でしたが、学校や地域によってルールがバラバラだったので試合の度にルール決めの話し合いが行われていました。

ちなみに以前登場した、

なぜサッカーは手を使ってはダメ?の疑問の答えは覚えていますか?

忘れちゃった方はコチラのリンクで。

その後、手にボールを持ってプレイする事を重視するラグビー校のルールをベースにしながらフットボールのルールが作られました。

こうして誕生したのがイギリスの名門校ラグビー校のフットボール。つまり、ラグビーフットボール。

ラグビー校のルールは現在と同じで基本的に手でボールを扱い、相手ゴールにトライしてキックを決めるというプロセス。

しかし当時のルールではトライは得点にはなっていませんでした。その後のコンバージョンキックを決める事で初めて得点が認められるというのがルール。

つまりコンバージョンキックへの挑戦権が与えられるという意味のトライ。

ではなぜトライで得点が入るようになっていったのか?という疑問については、

ここで突然始まった「CHICO PICTURES FILM」で解説スタート。

英語ナレーションに日本語字幕というこの始まり方は・・・。

そして続いて表示されたのは、

「Starring Atsugiri Jason & Morley Robertson」

starringは主演という意味ですので、

「主演:厚切りジェイソン&モーリー・ロバートソン」という訳になりますね。

岡村「どうしたん!?急に。カッコイイ!」

そして、

「NHK たぶんこうだったんじゃないか劇場」スタート。

英語訳だと「NHK theater this is probably how it happened.」になりますね。

タイトルは、

「TRY ME ~Amuro chan won’t be appearing 安室ちゃんは出てきません~」

副題w

ちなみに前回のイングリッシュ・バージョンTKGは19年2月8日に放送された第37回で登場。

あの時はデーブ・スペクターさんが一人三役でしたね。

本編が始まると、厚切りジェイソン&モーリー・ロバートソンが所属するチームがラグビーの試合中。

次々と対戦相手のタックルを弾き飛ばして厚切りジェイソンさんがトライ。鼻血を流しながら積極果敢な攻撃。

そしてゴールキックの担当はモーリーさん。

ザキヤマ「みんな年齢層が。笑」

確かに大ベテランすぎるキッカーw

岡村「コーチやろ。普通は。」

その心配通りにキックはあえなく失敗。モーリーさんは左が利き足みたいですね。

厚切りジェイソン「WHY~~!」

その後も相手のタックルを食らいながら必死に攻める厚切りジェイソンさん。顔にあざを作って、鼻血を止めるティッシュを詰めながらの攻撃が実を結びました。

そしてキッカーはやっぱりモーリーさん。

おそらくOh shit!と言いかけてAhhh~と言い換えたモーリーさんw NHKさんなので配慮でしょうかw

それでもやっぱり包帯を巻きながら頑張る厚切りジェイソンさん。

そしてモーリーさんがミスキック。3回目は前につんのめってすってんころりん。

こっちが怪我しないようにw

そして三角巾で腕を吊った状態で相手のタックルを食らう厚切りジェイソンさん。

もう交代してやれw

4回目のトライでは担架で運ばれながらモーリーさんにボールを託します。

岡村「無理やって。もう。」

岡村さんの予想通りに4回目もキックミスのモーリーさん。

厚切りジェイソン「Why do you keep missing! (なんでそんなに外すんだ!)」

そして非情にもやっとトライを決めたライバルチームにあっけなくゴールを決められそのまま敗戦・・・。

厚切りジェイソン「I worked really hard and scored try but then we missed the kick and did’t get any points!! WHY RUGBY RULE!! おかしいだろこれ!!」(めっちゃ頑張ってトライも決めたのにキックをミスったら1点も取れないなんて!WHY ラグビールール!! おかしいだろこれ!!)

厚切りジェイソン「以上!」

まさにおっしゃる通りw

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キックが決まらなかったら得点はゼロでトライが意味のないモノになってしまう事に選手たちの不満がたまってしまった為に、1886年にトライで得点が入るようにルール改定。

当初はトライで1点が与えられていましたが、徐々にトライの価値が高まって行き、1992年にやっと現在の5点に。

結構最近の話ですよね。ちなみにドラマ「スクール☆ウォーズ」の時代はトライは4点でした。

という事で、

得点を決めたのに「トライ」というのは得点への挑戦権を得るという意味だったから

でした。

今までで一番のトライとは?という問いには、

チコちゃん「劇場が押してたからね、チャンバラトリオさんに『まいてください。』って言ったらスッゲェー怒られた。」

岡村「それはよう言うたな~。笑」

そういうこっちゃないねん!ワシらのネタは!と怒られたそうw

木村文乃さんはラグビーがラグビー校から来ているという事も初耳だったようで「声高らかに言って行きたいですね。」との事w

ちなみにキックを蹴っていたモーリーさんには演技無しでガチで蹴ってもらっていたという撮影エピソード。

それでも撮影中に回数を重ねているとどんどん上達していって、1時間後にはゴールを決めてしまうというNGも出たそうw

チコちゃん「決めるとNGだから、撮影が押したそうです。」

チャンバラトリオさんが後に待っていなくて良かったですねw

ちなみに成功している映像も流れましたが、普通にゴールを決めて喜ぶモーリーさん。

いやダメでしょw

岡村「オーイェーイ!言うてもうてるやん。笑」

ザキヤマ「自分たちが何の仕事をしてるか分かってないじゃない。笑」

にらめっこコーナーはアイパッチを付けて海賊帽のチコちゃん。

赤いキョエちゃんも登場していますが、

18年10月12日に放送された第24回に一回登場したにらめっこパターンの再利用ですね。

続きとなる第3問、第4問のチコちゃんの疑問はコチラの記事で。

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

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