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仰天ニュース 激辛料理好きな人は脳内麻薬の依存症?味覚が訓練で慣れるようになる?


21年6月15日放送の日テレ系「ザ!世界仰天ニュース 激辛好き女子!幸せ感じる脳の秘密SP」では激辛料理好きな女子たちを特集し、激辛料理と脳の働きについて神経科学の専門家が解説。激辛料理と脳内麻薬の関係性や、唐辛子とわさびやカラシの辛味の違い、味覚の遺伝なども。

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激辛料理と脳

大阪大学で神経科学を研究している豊田博紀准教授によると、

唐辛子に含まれる辛み成分のカプサイシンを摂取すると脳が痛みを感じ、

その痛みを抑えようと脳をリラックスさせようとエンドルフィンと興奮作用のあるドーパミンを大量分泌され、その結果、多幸感や高揚感を感じているとの事。

エンドルフィンやドーパミンは脳内麻薬とも言われる物質で、これらの物質の作用は辛い物を食べ続けるにつれてどんどん麻痺して行って効きづらくなっていくそう。

そんな働きもあってどんどん辛い物を求めてしまう依存症のような状態になってしまうわけですね。

また、激辛料理好きは汗もかかずに涼しい顔でどんどん食べ進んでいく姿も印象的ですが、実際にサーモグラフィで体温の変化を観察しても、激辛料理好きはほとんど体温が変化しないのも特徴。仰天ニュース 激辛料理好きな人は脳内麻薬の依存症?味覚が訓練で慣れるようになる?

これは激辛料理を食べ続けていたせいで発汗作用が抑えられているからと考えられるとか。

また、遺伝という話題では、

人間には唐辛子の辛さを感じるセンサーが少ない人が遺伝的に存在するそうで、

親から子どもにその特質が受け継がれるケースは往々にしてあると豊田先生。

また、辛い食べ物が多い韓国や中南米の人は10歳から12歳頃にかけて激辛料理に慣れ始めるそうで、

この事から子どもの頃の食生活によってその後に激辛料理好きになるかならないかが決まるのでは?とも考えられているそう。

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わさびやカラシは?

一方で、激辛料理好きには「唐辛子は平気だけどわさびやカラシの辛味は苦手」というタイプがいますが、

これは人間の辛さを感じるセンサーはいくつも存在していて、

唐辛子の辛さには慣れていても他の辛味には弱い場合があるとの事。

この辛さを感じるセンサーは頻繁に使われる度にどんどん感度が鈍くなるのも特徴なので、

わさびやカラシを食べつけていないせいで得意な辛味、不得意な辛味という差が生まれるとか。

以上「ザ!世界仰天ニュース 激辛好き女子!幸せ感じる脳の秘密SP」から激辛料理についての特集でした。

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